家の周りの植物(静岡県 引佐町 渋川)   

 珍しい植物野山に自生する植物(アケビ・タマアジサイなど)
 ・暮らしの中の植物(スギ・クチナシなど)植物の見分け方 

珍しい植物

植物名
 
  解説
シブカワ
ツツジ
渋川に自生する珍しいツツジ。別名ミツバツツジとも呼ばれ、葉、花が三つずつつく。6-7mになる。白は特に珍しい。見頃は5月中旬から下旬にかけて。
2005年開花状況

野山に自生する植物

植物名
 
  解説
アケビ
アケビの花です。秋にはたくさんの実がなります。戦前は甘い果実として、子供達の人気ものだったようですが、いろんなおいしい果物が店頭に並ぶ現在、タネは多いし、そんなに甘いわけでもなく、食用としての価値は少なくなっています。時代の移り変わりを感じさせられます。そういう意味で、一度食べてみてください。
ヤマミョウガ
比較的珍しいようです。杉林の中にたくさん見られます。
タマアジサイ
スギの林の中に咲く姿は、まるで宝石のようです。きれいな水と空気の中でしか育たないそうです。つぼみはまさに「玉」です。
2005.08.13
ウバユリ
花(上)と葉(下)拡大
スーッと伸びてきて1m程にもなります。
 2005.8.12
マルバウツギ
梅の畑に続く道沿いにきれいな白い花が無数に咲いていました。何だろうと調べると、マルバウツギでした。普通のウツギと違って葉が丸いためマルバと言われるようです。卯の花とはおからのことしか知りませんでしたが、もとはウツギの花のことをいうようです。何気なく目にとまったきれいな花から新鮮な発見でした。
2005.5.22
コアジサイ
杉林の中に無数に咲く、小さな宝石のような花。色は白いものから、淡く青いものまでありとてもきれいです。
2005.6.5
マルミノ
 ヤマゴボウ
1991年に見た時、何の花か分からず、ずっと気になっていましたが、それ以来一度も見かけることがなく、2005年8月28日に、15年ぶりに見つけました。近所の詳しい人に調べてもらってもらったところようやく名前が分かりました。環境省の指定は受けていませんが、県によっては絶滅危惧種に指定されているところもあり、比較的珍しいようです。日本に生息するヤマゴボウは外来種も含め3種類あるようですが、このマルミノヤマゴボウは日本の在来種で、個体数が少なく珍しいようです。
2005.8.28
1991年に撮影したもの
ホトトギス
よくある山野草ですがよくよくみると不思議な形をしていますね。2005.10.15

暮らしの中の植物(人が植樹し生活に利用している植物)

植物名
 
  解説
スギ
   成長が比較的早く、まっすぐ高木になるため、柱をはじめとし、建築用材として日本中で利用されています。日本で育った木は、柱などに加工された後も、日本の風土に合わせて呼吸し、長持ちすると言われます。特に明治以降盛んに植林がおこなわれました。スギは数百年と生き続け巨木になります。
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ヒノキ
  スギよりも成長が遅く、実際柱などに使われるのは100年木くらいからです(スギは50年)。成長が遅い分、年輪も狭く、材質も固いため、建築用材としてスギよりも高く取引されます。戦後、多く植えられました。
マキ
うちではホソバと呼んでいます。燃えにくくいので垣根によいといわれます。山の中にも自然に生えています。
クチナシ
    家への入り口としては、縁起の悪いと言われる方向に道がある場合、祖父が植えたようです。クチナシを「口無し」にかけているようです。
ヤマナシ
  クチナシと同様に鬼門(縁起の悪いと言われる方角)に祖父が植えたようです。「鬼門「ナシ」」とかけているようです。

植物の見分け方

(比較することによりそれぞれの植物の特性を知り、また生活の中でどのように活躍しているのかまとめてみました。)

林業ってどんな仕事?(エッセイ集へジャンプ)



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